GoogleフォームにCAPTCHAを追加する方法

GoogleフォームにCAPTCHAを追加する方法

業種や業界を問わず、クイズやお問い合わせフォーム、フィードバック調査などのオンラインフォームは非常に貴重です。こうしたフォームは、ビジネス上の意思決定、生産性、収益性に直接影響する従業員や顧客のデータを収集・管理・保存するのに役立ちます。

しかし、テクノロジーによってデータ収集が効率化され、データの保存と分析がより便利になる一方で、適切なセキュリティ保護対策が講じられていない場合は特に、データがフィッシングやスパムの攻撃を受けやすくなります。

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GoogleフォームにCAPTCHAを追加して、フィッシングやスパム攻撃からデータを保護する方法を学びましょう。

幸いなことに、スパムを制限してフォームを保護するのはいたって簡単です。必要なのはCAPTCHAと適切なソフトウェアだけなのです。

CAPTCHAの役割

CAPTCHAとは、「Completely Automated Public Turing test to tell Computers and Humans Apart(完全に自動化された、コンピューターと人間を区別する公開 チューリングテスト )」の略で、データを保護し、不正なアカウントアクセスやパスワードの解読を防ぐために用いられます。CAPTCHAは、ランダムに並んだ歪んだ文字や数字とテキストボックスの2つの部分で構成されており、ボットや他のコンピュータープログラムではないことを確認するために、人間がテキストボックスに文字を入力する必要があります。コンピューターはCAPTCHAの画像を作成することはできますが、人間のようにこのタイプの問題を読んだり解いたりすることはできません。

CAPTCHAとその機能についての理解が深まったところで、GoogleフォームにCAPTCHAを追加する方法をみてみましょう。

GoogleフォームにCAPTCHAを追加する方法

オンラインフォーム作成ツールのGoogleフォームを使えば、独自のリード生成フォームや顧客フィードバックアンケートなどを作成することができます。その後、数回クリックするだけで、フォームを保存し、同僚や顧客と共有し、簡単かつ迅速にデータを収集できるのです。

現在のところ、Googleフォームには実際のCAPTCHA機能は実装されていませんが、簡単な手順で独自のCAPTCHA機能を追加できます。

GoogleフォームにCAPTCHAを追加する方法は、以下のとおりです。

  1. Googleフォームに移動し、フォームを作成します。必要に応じて、ヘッダーや質問を追加したり、色やフォントのスタイルを変更したり、あなたのブランドに合わせてロゴをアップロードしたりしましょう。
  2. フォームが完成したら、「質問を追加」ボタンをクリックします。
  3. ドロップダウンメニューから「記述式(短文回答)選択します。
  4. 質問フィールドに、数学CAPTCHA:」と入力し、その後に簡単な数学の問題(例: 「数学CAPTCHA: 2 + 2 =」)を入力しましょう。これにより、回答者はこれがCAPTCHAであること(つまり入力フォームの一部ではないこと)を知ることができます。
  5. 次に、「必須」ボタンの隣にある縦に3つ並んだ点をクリックし、「回答の検証」を選択します。
  6. すると、データ検証ボックスが出てくるはずです。ここで「数値」と「次と等しい選択してください。
  7. 次と等しい」の右に、数学の問題の正しい答え(この例では「4」)を入力します。
  8. 「カスタムエラーテキスト」フィールドに、「もう一度やり直してください」などのエラーメッセージを入力します。
  9. このCAPTCHAを必須の質問にするには、「必須」ボタンをオンに切り替えます。
  10. 最後に、右上の目のアイコンをクリックしてGoogleフォームのプレビュー画面にアクセスし、フォームをテストしましょう。間違った答えを入力すると、「もう一度やり直してください」というエラーメッセージが表示されるはずです。そして、正しい答えを入力すれば、フォームを正常に送信できるようになっているでしょう。

これで完了です!GoogleフォームにCAPTCHA を追加する方法は、こちらでご理解いただけたでしょう。また、簡単な数学の問題以外にも、データ検証基準をユーザー入力に合わせて更新すれば、テキストまたはテキストと数字の両方を組み合わせたCAPTCHA をGoogle フォームに追加できることも覚えておきましょう。

JotformフォームにCAPTCHAを追加する方法

Googleフォームは素晴らしいオンラインフォーム作成ツールですが、市場に出回っているのはGoogleフォームだけではありません。

オンラインフォーム作成ツールのJotformを使えば、パワフルなフォームやアプリ、テーブル、PDF、そしてeコマースストアまで、すべてコード不要の一元化されたサービス上で作成できます。さらに、Jotformには10,000以上のカスタマイズ可能なテンプレート、ドラッグ&ドロップ機能が備わり、Math CaptchaやDrawing Captchaといった高度なCAPTCHAウィジェットを含む数百のウィジェットも用意されています。

Jotformのフォームに独自のCAPTCHAを追加したい場合は、以下の5つのステップを実行しましょう。

  1. まず、Jotformのマイフォームタブに移動し、CAPTCHA機能を追加したいフォームを見つけます。
  2. 「フォームの編集」を選択してください
  3. 左側の「フォーム要素を追加」ボタンをクリックします。
  4. 「ベーシック」タブでCaptchaが表示されるまでスクロールダウンしてください。
  5. Captchaをフォームにドラッグ&ドロップします。

ここで挿入されたCAPTCHAには “hCAPTCHA “と表示されていますが、これはJotformのデフォルトCAPTCHAプロバイダです。Jotformでは、他にもreCAPTCHAとJotCaptchaの2種類のCAPTCHAを提供しています。

reCAPTCHAは、Googleが改良したCAPTCHAシステムで、人間とスパムボットを区別するのに、テストや問題の解決を一切要求しません。その代わり、「私はロボットではありません」というボックスをクリックするだけですみます。(Jotformは全てのフォームでGoogle Invisible reCAPTCHAを提供しており、ユーザーがフォームに入力する際の行動を慎重に分析します)

JotCaptchaはJotform独自のCAPTCHA代替機能で、フォーム回答者に提供された画像からテキストを入力するよう要求します。

フォームのCAPTCHAタイプを変更するには、CAPTCHAボックスの右側にあるプロパティ歯車アイコンをクリックし、パネルから希望のタイプを選択するだけです。

オンラインフォームにCAPTCHAを含めることは必須ではありませんが、フィッシングやスパム攻撃を寄せ付けないためには、CAPTCHAを導入して損はないでしょう。さらに、GoogleフォームやJotformのようなソフトウェアを使えば、フォームやアンケートにCAPTCHAを挿入するのはとても簡単です。CAPTCHAを用いて、フォームにさらなるセキュリティと保護を追加してみてはいかがでしょうか。

JotformによるGoogleフォームに関する詳細なガイドもご参照ください。

著者
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